G7サミット、各国の思惑が渦巻く

G7サミット、各国の思惑が渦巻く。

タグ: G7 サミット 経済 テロ ロシア 制裁

発信時間: 2016-05-26 10:21:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

【和解は可能か?新旧の問題が山積】

注目されているG8の回復について、ドイツ政府高官は先ほど、G7は再びロシアを受け入れることを検討していないと表明した。今回のサミットでは、現在のウクライナ情勢に基づきさらなる対ロ制裁を検討する。サミット閉幕後に発表されるコミュニケで、ドイツが対ロ制裁延長に言及することはないと見られる。

しかしながら安倍首相はサミット準備中に訪ロし、プーチン大統領と会談し「コネ」をつけ、対ロ制裁により冷え込んだ両国関係の改善を目指した。安倍首相は他国の反対を顧みず独断専行したが、これは米国と欧州各国が望むことではなく、G7の政治面での異心を露呈した。

日米関係も注目されている。オバマ大統領が被爆地・広島を訪問するという情報が伝わったあと、沖縄県で米軍基地関係者による強姦殺人・遺体遺棄事件が発生した。日本人は再び、米軍に強い憤りを示した。古い問題が解決されないうちに、新たな問題が立て続けに生じている。沖縄米軍基地移設問題が懸案となるなか、日本人は「米軍は出て行け」と声を強めている。日米同盟関係の将来性にも、暗雲が立ち込めている。

G7は上述した難題の対応で、協力することが難しい。西日本新聞は、今回のG7が団結できるかは、現在も不明だと指摘した。専門家も、G7内部は一枚岩ではなく、深い溝が存在すると指摘した。米日の財務相の為替レートをめぐる駆け引きも、その証左の一つだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月26日

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