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野田政権はTPP交渉への参加を表明したが、その言葉遣いは曖昧で、様々な解釈が可能だ。野田首相は、交渉への参加に向けて米国など関係国と協議に入る方針だと記者に語った。
自分の考えはあるのに、八方美人の行動をとる。野田政権のTPP交渉参加に対する態度は、彼が一貫して主張している「ドジョウ」にどこか似ている。国内外の厳しい情勢の中、野田政権がTPP交渉参加を決めたのはまず、自動車などの輸出型企業を大々的に支援し、大地震で打撃を受けた日本経済を立て直するのが狙いだ。次に、米国と歩調をあわせたいがためだ。日米両国首脳はAPEC首脳会議で会談し、米国の主張に合わせる形となった。
日本はまた、米国と共同でアジア太平洋経済の秩序をリードしたいと考えている。米国のTPP交渉への介入はアジア復帰戦略の重要な一環で、TPPの影響力を拡大するため、米国は日本の参加をずっと望んでいた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月15日