資料写真:戦闘機「F35」
当然現在最もプレッシャーがかかっているのはボーイング社と欧州航空宇宙防衛会社だ。今年1月31日、フランスの新型戦闘機「ラファール」が欧州4カ国が共同開発した「タイフーン」を破り、インドの戦闘機126機調達契約を獲得し、欧州航空宇宙防衛会社、ボーイング社は日本とインドの市場を失った。さらに韓国からの注文を逃せば、彼らの戦闘機の国際市場における見通しは厳しくなるだろう。そのため最終対決は、欧州航空宇宙防衛会社とロッキード・マーチン社の間で展開するとみられる。
両社はまた、10億ドルと見込まれる、韓国空軍のF-16C/D Block 52D戦闘機135機の航空電子機器のアップグレードと武器システム統合プロジェクトで熾烈な争いを繰り広げている。さらに58億ドル相当の台湾空軍のF-16A/B Block 20戦闘機146機のアップグレードプロジェクトでも争っている。
とはいえ、韓国のFXの結果はF-35でほぼ間違いないだろう。(国防大学 李莉氏)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月20日