◇F35戦闘機で地域の軍事同盟を推進
米国はF35で対中包囲網を構築しようとしているのか?日本が42機のF35配備を発表後、米ロッキードマーチン社の次のターゲットは韓国、潜在ターゲットは豪州とシンガポールだと米紙は解読する。
日本は20日、F35戦闘機を42機調達すると発表、米国の親しい同盟国である豪州も100機の調達を決定した。オバマ政権はまた、台湾の100機以上の現役機F16に対しても最新型に匹敵するアップグレードを行う計画だ。そうなると米国はアジア太平洋地域に150機のF35と100機以上のF16を有することになる。つまり同地域には世界最先端の戦闘機が約250機が配備されるということだ。米海軍はさらにF22戦闘機も配備し、中国をけん制している。
米レキシントン研究所のトマソン氏は、「これらの取引で米国の政策決定者の西太平洋における同盟構築が容易になり、最先端の軍事兵器の配備を通じて台頭する中国の軍事的野心を削ぐことができる」と指摘する。
◇戦闘機のアップグレードの時期に入った東アジア