自衛隊F35に気変わり 軍需企業が戦闘機生産から撤退

自衛隊F35に気変わり 軍需企業が戦闘機生産から撤退。 日本の軍、政界はF-22戦闘機を気に入り、この「世界最強」と呼ばれる次世代戦闘機を入手したいと考えていた。三菱重工は27日、航空自衛隊向けの戦闘機F-2の生産を終え、最後となる同戦闘機を防衛省に引き渡した。次世代主力戦闘機(FX)の選定が遅々として進まない中、1955年以降半世紀以上続いてきた日本の戦闘機製造の歴史がひとまず幕を閉じた…

タグ: 日本 自衛隊 戦闘機 軍需 企業

発信時間: 2011-09-29 14:38:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の航空自衛隊の次期戦闘機選定が続いているが、今のところ米国の戦闘機、F-35を選定する可能性が極めて高い。

◇米、F-22の売却拒否

日本の軍、政界はF-22戦闘機を気に入り、この「世界最強」と呼ばれる次世代戦闘機を入手したいと考えていた。

ただ「忠実な盟友」の米国は技術保持など様々な理由で売却を拒み、日本のFX戦闘機の更新計画が先延ばしになった。05~09年度の中期防衛計画で新戦闘機更新契約を調印する予定だったが、いまだにどの戦闘機が老朽化したF4に代わるのか決まっていない。

◇日本軍、F-35に気変わり

F-35は第5世代戦闘機に属し、レーダーに探知されにくいステルス性を備える。米・英・豪など8カ国が共同出資して開発、06年に初飛行に成功している。1機当たりの製造価格は約1億ドル。

F-22への想いを断ち切った航空自衛隊は今F-35に強い期待を寄せている。防衛省幹部は、中国或いはロシアに対する防空任務を遂行するのに、F-35は他の2機種よりも圧倒的な優勢を誇るとの見方を示す。防衛省と航空自衛隊はF-35をさらに、2020年前後に退役予定の主力戦闘機F-15と入れ替えようと考えている。

ただ、米国防省幹部は5月、F-35の初期作戦能力テストは2017年春に先延ばしになる可能性を示唆した。日本は2016年末の供給を求めている。開発主体の米ロッキード・マーチンはその後、「2016年の供給も可能だ」と述べた。

また防衛省は条件の一つとして、国内企業のF-35生産への参加を要求している。米側はこの要求を受け入れ、日本で戦闘機の最終組立てを行う方向で検討するとしている。

◇国産戦闘機の生産停止 軍需企業が撤退

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