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震災による日本ブランドが抱える後遺症

タグ：震災日本ブランド後遺症

発信時間： 2011-06-13 14:53:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

値上げはタブー

記者：今回の震災により、日本ブランドは危機も抱えていますが、別の視点で見ると、絶好のチャンスとも言えるのではないですか？中国では日系自動車の販売価格は上昇しているそうですが。

ライズ氏：そんな方策はとんでもない話です。価格を上げることは、製品の逼迫を解決するための手段でしょうが、長期的に見ると、そのような戦略は将来の問題につながっていくだけです。損をしたような気分を顧客にさせたならば、そのブランドへの信用度が失墜するからだ。

記者：企業が不可抗力の事件により多大な影響を受け、ブランドを再構築する際、注意すべき共通の点とはなんでしょう？

ライズ氏：問題に対し正面から取り組むことが最も大事だと言うしかないでしょう。企業は市場に対し透明性を保持し、市場からの疑問に回答していかなければなりません。だが、私の知る限り、それが出来ている日系企業は数少ないですね。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2011年６月13日

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