米誌:日本は地域安全保障の指導的地位に

米誌:日本は地域安全保障の指導的地位に。 しかし日本の立場が十年前から変わり始めた。91年の湾岸戦争で日本は石油供給確保のための自衛隊派遣を拒否し、嘲笑された。そのため01年の米同時多発テロ事件に対しては迅速に対応した。当時の小泉純一郎首相とジョージ・ブッシュ大統領はイラクとアフガニスタンへの支援と再建部隊の派遣に向け、密接な関係を築いた…

タグ: 日本 地域安全 保障 平和 航空機

発信時間: 2012-05-15 10:55:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇地域のバランスへの影響

日本は地域や世界の安全保障分野でより大きな役割を発揮する際、独自の強みを利用できる。例えば、海上保安庁の資質や装備は世界屈指で知られる。地域各国の海岸警備隊を訓練し、アジアの多くの島国の巡視能力の形成に手を貸せば、日本はアジアのリーダーになれる。

また、無人機を利用して北東アジアや南中国海上空における海上監視を大幅に拡大できる。日本には情報・監視・偵察能力を備えた先進的な無人機を購入する資金がある。アジアの小国と協力し、規則的アジア監視制度を確立することも可能だ。自衛隊は米国の無人機と協力することで、活動範囲を広げ、より迅速な対応も可能となる。

日本の安全保障態勢の変化が世界の他の国との交流方式を徐々に変えつつある。日本では、国内で起きている変化を利用し、同盟国とより親密なパートナーシップを築き、世界の舞台でより多くの責任を担う願いを叶える、鮮明な政治的見識が待たれる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月15日

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