カナダの軍事専門誌「漢和 ディフェンス・レビュー」のピンコフ編集長は、「中国は現在、最長グアムで偵察任務を行える無人機を開発しているかもしれない。アジア支点戦略の一環として米国がグアムに軍事拠点を設けるからだ」と指摘。
中国は昨年11月の珠海航空ショーで新型無人機を8機種公開、それらの写真は国有メディアで大きく取り上げられた。ただ、ピンコフ編集長は「これらの写真はおそらく中国の能力ではなく、野心を示すのがメインだろう」との見方を示す。
米国が昨年発表した報告で長年伝えられてきたうわさが実証された。中国は次世代ステルス無人機を開発中で、この「暗剣」という名のステルス無人機の性能は米国の同機種の無人機を上回る―ー。
中国の国有メディアは昨年10月、2015年までに沿岸に11の無人機基地を建設すると報道。中国国際放送局は、「釣魚島など争議ある島嶼の区域において、われわれの巡視船の数や巡視回数は劣勢ではない。問題はわれわれの航空監視能力だ」と杜文竜大佐の言葉を伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年1月10日