英ロイター通信は、「選挙後にならなければ、安倍首相は真の姿を見せないだろう」と伝えた。安倍首相が憲法の新たな解釈により、日本に集団的自衛権を与えたならば、朝鮮が米軍基地を攻撃した場合、日本は朝鮮を攻撃できるようになる。安倍首相はさらに、敵の基地を攻撃する権利を日本に与えようとしており、中国と島を争奪するため海兵隊を創設しようとしている。平和主義国家と称する日本の現在の軍事力は、事実上すでに英国を上回っている。
米ウォール・ストリート・ジャーナル誌は、「3年間の政治安定期をやっとのことで勝ち取った安倍首相にとって、最も必要なことは日本経済の成長率をさらに高めることであり、中国と戦争することではない」と報じた。
参議院選挙の勝利後、安倍首相は21日と22日に公の場で、日中首脳会談の可能性について触れ、中国に「会談の条件を設けるな」と促した。しかし口を動かすだけで問題を解決できるならば、中日関係はなぜ現在の膠着状態に陥ったのだろうか。ニューヨーク・タイムズ紙は、「安倍首相は日本の世界における地位を再構築しようとしているが、他国の感情をあくまでも無視するならば、それは実現できるだろうか」と疑問視した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月23日