日本の時事通信社の12日の報道によると、安倍晋三首相は同日、山口県長門市内のホテルで、自身の後援会が主催する夕食会に出席した。夕食会でのあいさつで、首相は、「憲法改正に向けてがんばっていく。これは私の歴史的な使命」と述べ、在任中に憲法改正を実現させる決意を示した。「環球ネット」が伝えた。
報道によると、「歴史的使命」という強い表現を用いて改憲への意欲を示したのは、2012年12月の就任後初めてとなる。
安倍首相は、参院選で勝利した後の7月22日の記者会見で、「腰を落ち着け、じっくり進めていきたい」と述べ、時間をかけて合意を得たい考えを強調し、その後も、改憲問題について慎重な発言をしてきた。首相は国民の反応や公明党の姿勢を気にしているとの見方もある。しかし、12日の山口県での「身内」の会談では、自身の改憲に対する熱意を正式に表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月13日