日本は外国にも強硬的姿勢を示し、中日関係においてひたすら意見を押し通し、歴史や領土などの問題で絶えずもめごとを引き起こし、緊張を作り出している。これは狭く極端な民族主義的な心理によるものであり、日本の外交・安全保障における対抗心を示す。目的は注目を引きつけ、輿論をかき集め、軍事力を発展させて戦後秩序から抜け出すための口実を作ることである。この目標が達成されれば、日本は戦後の平和的発展の道を完全に変え、地域の平和と安定に大きな打撃を与えることになる。
一部の日本人は、日本の歴史問題を語るのは中韓の2国だけだと主張している。実際は、中韓が日本を公に批判しているほか、アジア諸国と国際社会も日本の歴史問題における態度、政治の右傾化に懸念と警戒を示している。侵略戦争を発動させた日本は歴史を教訓とすることができるか。どのようにアジア諸国から本当の信頼を得るか。再びアジアの戦争の源となるのか。
過去のことを忘れず、後々の戒めとする。日本の対外侵略がもたらした巨大な傷をアジアの人たちと世界の人たちが忘れることはなく、日本人も忘れてはいけない。日本の政治の右傾化は流れに逆う動きであり、前途はない。日本が本当に「正常な国」になりたいのであれば、歴史を反省し、罪を洗い流し、衝動を抑え、言行を規制し、「正常な国」の意識を確立させ、地域国家に配慮し、アジアの隣国との関係を真剣に処理し、地域国家とともに貴重な平和発展の局面を維持するための努力をする必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年9月20日