資料写真:台湾の戦闘機「F-16MLU」
米国は中国に報復するだろうが、中国もその報復に報復する。そのような「貿易の激しい戦い」は中米間でまだ発生したことがない。台湾のために一度起きたとしても、中国にとっては価値がある。米国にとって価値があるかどうかは、彼ら自身が考えることだ。
前回の台湾への武器売却で、中国は米国との軍事交流を停止した。これに対し米国は、中国を「傲慢」だと非難したが、この非難は中国に実質的な損害を与えなかった。西側世論が中国を非難しない日はない。「傲慢」の罪名も背負えないくらいなら、世界市場への進出を止め、軍事費拡大を止め、改革の路線図も米国人に設計してもらえばいい。
中米関係は、米国が中国の核心利益を尊重する方向に進んでいかなければならない。ただそれは中国の力が拡大するにつれて形成されるものではない。途上、中国が堅持しなければならない点が必ず出てくる。
「中米間の台湾問題解決」は、いつかは始めなければならない。米国が台湾にF-16戦闘機を売却するなら、中国はもうそれを迷う必要も、引き延ばす必要もない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月15日