南中国海に公海は存在しない 米国はただ「通行人」

南中国海に公海は存在しない 米国はただ「通行人」。 長年、米国は南中国海の航行の自由と飛行の自由を堅持し、同海を公海とみなそうとしてきた。英豪日印なども同海をめぐる海洋対立に介入し、沿岸各国の問題を激化させた。南中国海に公海は存在するのか?非沿岸国が航行と飛行の自由を享受することはできるのか?その答えはNO…

タグ: 南中国海 公海 9点破線 EEZ 米国

発信時間: 2011-11-23 10:03:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

南中国海の9つの点線の内側と外側には公海が存在する余地がない。中国は国際法を尊重し、他国に航行の自由と飛行の自由を供与しているのに、それが却って米国が南中国海を主導する口実となった。中国は他国の9点破線内の航行と飛行に便宜を与えてもいいが、同水域でのでたらめな行動は許すわけにはいかない。

米国は南中国海の「通行人」に過ぎないが、米国の同海域に対する野心の拡大と、その後ろ盾による周辺国の挑発行為は中国に危機感を与えている。周辺国は島嶼の主権と豊富な資源を獲得し、域外の大国は「公海の航行の自由と飛行の自由」を名目に同海域の問題に首をつっこみ、周辺国と手を組んで中国を牽制したいと考えている。中国の友好は“弱腰”とみられ、「通行人」まで同海域を主導しようとするなら、中国の主張はずるずる後退しかねない。中国はより強硬な態度を示し、二国間関係を通じて周辺国と協議するとともに、域外の大国の干渉を排斥し、中国が享有する9点破線の歴史的権利を守らなければならない。(西南政法大学 潘国平教授)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月23日

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