これと比較し、中国の軍事航空工業の発展水準は高く、日本を上回っている。中国は先進的な戦闘機を国産化しており、第5世代戦闘機の殲−20は、米国のF-22やロシアのT-50と同クラスに属しており、すでに2機のプロトタイプ機が飛行試験を実施している。中国は国産の殲−10戦闘機を量産化しており、現在までに約210機を生産している。また改良型の殲−10Bの試験を行なっている。中国はまた有益な補充として、ロシア製のSu-27戦闘機の国産化を実現しており、殲−11と名付けた。そのうち一般型の殲−11は量産化を実現しており、現在は改良型の殲−11Bと殲−11BSの量産化に取り組んでいる。これらの戦闘機はフェーズドアレイレーダーを搭載し、先進的な武器の使用が可能だ。中国は現在、250機の殲−11、殲−11B、殲−11BSを生産している。中国はさらにSu-33をベースとし、国産の殲−15艦載戦闘機の生産に成功した。一方で日本は、艦載戦闘機の国産化に関する計画さえ立てていない。
資料写真:中国国産の「太行」エンジン
ロシアの関連サイトは、「単純な比較により、中国航空工業が多くの指標において、すでに日本を上回っている」と指摘した。中国は現時点では先進的なターボジェットエンジンを生産できないが、殲−11Bと殲−11BSは国産の「太行」シリーズのエンジンを使用している。これだけでも、国産のターボジェットエンジンが存在しない日本に勝っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月31日