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  トンシャン族
dongxiang zu Dongxiang ethnic minority group



人口は51万3805人。 

トンシャン族は主に甘粛省臨夏回族自治州に住んでおり、少数は甘粛省蘭州市、定西地区、寧夏回族自治区、新彊ウイグル自治区に分散して居住している。 

トンシャンの言葉を使用し、アルタイ語系、モンゴル語派に属する。鎖南、汪家集、四甲集の3つの方言に分かれる。大多数のトンシャン族の青年は中国語に精通している。 この民族は文字を持たない。  

トンシャン族の人びとの多くはイスラム教を信奉している。

トンシャン族の人びとは主に甘粛省臨夏回族自治州の東郷地区に住んでおり、地区の名を民族名として、トンシャン族と呼ばれている。トンシャン族はモンゴル族をルーツとし、13世紀からモンゴルの軍隊はこの一帯に駐屯して、屯田を行ったことがある。13世紀以降、トンシャン族の人たちはイスラム教を信奉し始めた。14世紀後半に東郷地区に住む各民族が融合して単一の民族になった。以前は「東郷回回」、「東郷蒙古」、「東郷土人」などと呼ばれ、新中国成立後、トンシャン族と呼ばれるようになった。トンシャン族自治県は乾燥した山岳地帯で、境内には連峰がつらなり、大小さまざまの渓谷があちこちにあり、海抜が高く、交通が不便である。半世紀にわたる刻苦奮闘を経て、すでに乾燥した東郷の古い様相を変え、活気あふれる新しい山村となっている。トンシャン族の人びとの生活の習わしと宗教信仰は基本的に回族と同じであるが、使われている言語は逆にモンゴル族のそれと似ている。主に農業生産に従事し、農作物はジャガイモを主とし、良質で、でんぷん含有量が高い。また、よく知られたモモ・アンズを栽培し、モモとも異なりアンズとも違うもので、大きくて、色がきれいで、より香りがする。   
 

 

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