数年前、ハイブリッドカーの販売台数は世界で100万台を記録した。2011年3月には300万台を超えている。
「中国での販売台数は約1万台です」
とある海外メーカーのセールスマンが言った。中国メーカーが開発したハイブリッドカーは、2010年前後に続々と登場している。
中国のニューリッチ層、官僚やオピニオンリーダーは、お金はあっても野松先生のような責任感に欠けている。運転を長い間やめていた野松先生がハイブリッドカーを選んだのは、彼女自身の喘息が理由だ。理念+自らの体験に基づく感覚――中国以外の国でハイブリッドカーがよく売れている理由のひとつかもしれない。
「Billion Beats 日本人が見つけた13億分の1の中国人ストーリー」より
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月1日