Chronic Tsunami Warning !! (慢性的津波警報!!)Ⅰ

Chronic Tsunami Warning !! (慢性的津波警報!!)Ⅰ。 さて、311の東日本大震災から半年以上が経過しました。この半年の期間で、発生直後から僕が相談をうけたビジネスの案件では、中国側から「日本が震災をうけて多くの企業が中国に来たい、投資したい、中国市場も目指したいだろうからそれを実現したい、中川さん日本の企業をどんどん紹介してください。」という話を非常に多く聞きました…

タグ: 日本 産業 海外移転 対外FDI 産業空洞化 

発信時間: 2011-10-04 11:34:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中川幸司

中国では国慶節を迎えました。10月1日の今日から企業も学校もお休みになり、北京の街中にも「お休みムード」が漂っています。改めまして、中国の皆さん「国慶節快楽!」

そんなお休みの中、僕は家で仕事をすすめています。その傍ら、ちょっと休憩がてらに、先月中秋節(今年は9月12日でした)の時に頂いた月餅をお菓子としてたべようとしました。今日開封した月餅は、中身の餡に卵黄が入ったものでした。月餅の中身はいまでこそココナッツ味、キャラメルコーヒー味、葡萄味などなどいろいろあるのですが、最も伝統的なものは「あんこ餡」の真ん中に卵黄を調味加工したものが入っています(生卵黄ではないです)。

さて、ここで僕は悩んでしまったのですが、果たして加工してあるとはいえ、この卵黄の賞味期限は三週間経過した今になっても大丈夫なのか???ということ・・・。中国の月餅は大きな箱で贈答用として販売されています、ですからそれは非常にガサバルので、大きな外箱は捨てて中のいくつかの個別包装になった月餅だけを残してすこしずつ食べているわけです。

しかし、賞味期限はその外箱にあったようで、今になってこの「卵黄」の入ったものがいつまで賞味期限だったのか・・・、ということがわからなくて不安になりました。うーむ、卵黄はそもそも「あしが早い」ものでありますが・・・・。すこし囓った所、腐ったような味ではありません、捨てるのもしのびないので、恐る恐る食べています。 一方で、三週間も卵黄が腐ってないということは、それはそれで何か化学的な加工がしてあるわけで・・・、それも怖いなぁという感じですね。これもリスク(お腹をこわすかも)とリターン(美味しい)のバランスです(笑)

さて、311の東日本大震災から半年以上が経過しました。この半年の期間で、発生直後から僕が相談をうけたビジネスの案件では、中国側から「日本が震災をうけて多くの企業が中国に来たい、投資したい、中国市場も目指したいだろうからそれを実現したい、中川さん日本の企業をどんどん紹介してください。」という話を非常に多く聞きました。これに関しては、中国だけがウェルカムな状態なのではなくて、他のアジア各国も同じような動機をもっているようです。チャイナネットさんにも先日「アジア諸国が日本からの投資を争奪」というタイトルの記事が掲載されていました。(http://japanese.china.org.cn/business/txt/2011-09/30/content_23531303.htm)

 

1   2    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。