奥井禮喜氏:日本人が元気に働くために

奥井禮喜氏:日本人が元気に働くために。 経済活性化への期待がこもごも述べられる。概観すれば国内経済は供給過多という状態になっており、よほど人々のライフスタイルが変わらない限り経済成長が大きく伸びるなんてことはない…

タグ: GDP 敗戦 経済活性化 松下幸之助

発信時間: 2012-04-06 11:29:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

これが1980年代には「ほうれんそう」(報告・連絡・相談)しなさいというように変わった。1960年代からの流れを考えると、こんな言葉がでるようになったのは明らかに後退である。しかも《権限委譲》ではなく、上位者が部下の仕事を抱え込むことになったのである。

1990年代にバブルが弾けるや、てんやわんやで、成果主義を振り回し、「ぼやぼやしていたら追い出されるぞ」という雰囲気を作った。恒常的長時間労働・不払い労働・有給休暇不取得、果てはパワハラなどが問題になるのは、まさに職場が荒れている。コミュニケーションもしばしば問題になる。

収益というものは、働く人の総合力にありという当たり前のことが、当たり前に展開されるように、働き方の《仕切り直し》をやろうではないか。とりわけ労使関係者の奮起を促す次第である。

奥井禮喜氏のプロフィール

有限会社ライフビジョン代表取締役

経営労働評論家

日本労働ペンクラブ会員

OnLineJournalライフビジョン発行人

週刊RO通信発行人

ライフビジョン学会顧問  ユニオンアカデミー事務局

1976年 三菱電機労組中執時代に日本初の人生設計セミナー開催。

1982年 独立し、人と組織の元気を開発するライフビジョン理論で、個人の老後問題から余暇、自由時間、政治、社会を論ずる。

1985年 月刊ライフビジョン(現在のOnLineJournalライフビジョン)創刊。

1993年 『連帯する自我』をキーワードにライフビジョン学会を組織。

2002年 大衆運動の理論的拠点としてのユニオンアカデミー旗上げ。

講演、執筆、コンサルテーション、インターネットを使った「メール通信教育」などでオピニオンを展開し、現在に至る。

高齢・障害者雇用支援機構の「エルダー」にコラム連載中。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年4月6日

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