中国網:孫正義氏の精力的な支援活動は中国でも有名です。御社の節電の貼り紙が目に入りました。現在も継続的に協力をされている様子が伺えます。御社は日本のソフトバンクの孫正義氏と中国のアリババグループのジャック・マーという二つの偉人のDNAを継いでいらっしゃいます。この二人についての社長のお考えを教えてください。
香山:この2人に共通しているのは「ベンチャースピリット」つまり「挑戦」し続けるという姿勢です。トップ個人だけでなく、社風となっていますね。アリババは元気いっぱいで若い。そしていざというときの団結力。ソフトバンクはフロンティア、開拓精神という特徴となって現れています。その優れた気質すべてを弊社は受け継いでいると自負しています。
中国網:なるほど、そういう意味でも中日をつなぐE-コマースのさきがけとしての御社の誕生は国内外から注目を集めました。現在は、より決め細やかなサービスをめざして、タオバオモールへの出店アシストを中心に展開されていると伺いましたが。
香山:2011年6月に発表した「タオバオパスポート」は日本で唯一のタオバオ公認の出店支援サービスです。日本の高品質、高付加価値の商品を簡単に中国ECモールであるタオバオモールに出店いただけるよう、中国での小売権の取得から、サイト構築のみならずカスタマーセンターや物流網の構築も含め、すべてをワンパッケージでサポートしています。
最近では、中国で人気のあるフィギュアの販売もはじめ、順調なスタートをきっています。