参院選公示 「ねじれ国会」解消を望む日本の与党
参院選公示 「ねじれ国会」解消を望む日本の与党。
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■与党が勝つ見込み
参院選の「風向計」と呼ばれた6月23日の東京都議選で、自民党は候補者59人全員が当選し、4年ぶりに都議会第1党の座を奪還した。自民党はこの勢いに乗って一気に参院選でも勝利する可能性が高いとの声が少なくない。
福井県立大学の凌星光名誉教授は本紙記者に「安倍内閣の最大の弱点は対外関係、つまり中韓など隣国との関係の冷え込みだ。安定政権を渇望する民衆心理の下、外交問題は参院選の争点となっておらず、自公両党が過半数の議席を獲得するのはすでにほぼ確定的だ」と指摘した。ある匿名の野党議員も本紙記者に「日本の普通の民衆にとって最大の関心は経済的低迷から脱却できるかどうかであり、現在の経済的低迷をもたらした原因を不安定な政治に帰結する民衆が少なくない。自公両党がすでに衆議院で3分の2以上の議席を獲得していることから、与党が参議院でも過半数を獲得し、安定した政権の下で経済を改善することを望む民衆が少なくない」と述べた。
日本の主流メディアのある匿名の上級編集者は本紙記者に「21日の投票前に日本経済に重大な問題が生じず、重大な政治スキャンダルが突如浮上しなければ、自公両党は『ねじれ国会』の苦境から脱する可能性が高い」と述べた。