日本の高官の訪中パフォーマンスにあきれる中国

日本の高官の訪中パフォーマンスにあきれる中国。 日本メディアの報道によると、斎木昭隆事務次官が29−30日に訪中した。日本側はこれにより、中日外相会談、さらには首脳会談の開催を促そうとしている。中国側はどのような手段により、日本の多面的な外交姿勢に対応すべきだろうか…

タグ: 斎木昭隆 訪中 安倍 中日関係

発信時間: 2013-07-30 10:55:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国は1世紀以上に渡り、日本に対して実力的にも心理的にも劣勢に立たされていた。この10数年間で、中国の実力が日本を追い抜くペースは、心理的に過去の影から抜け出るよりも速かった。しかしながら最近の日本との膠着状態において、中国政府と社会はかつてないほどの余裕を見せている。戦略的に真剣に日本に対応すると同時に、我々は戦略的に日本を見下す心のゆとり、中日関係の長期的な冷え込みを気にしない自信を持ち始めている。

これは中国の対日関係構築の心理的な基盤であり、日本が今後も同じような挑発を続けても、中国社会の感情に与える刺激が弱まることを意味する。中国は日本の挑発の実質的な意義、中国の主要戦略目標に対する日本の干渉とは何かをより理性的に判断し、最も適切な手段と程度によりこれに対応できるようになる。

安倍政権がいくつかの重要な対中政策を変えない前提の下、中日関係には大幅改善の余地はない。中国社会は現在の両国の「冷たい対抗」に満足している。中日は武力衝突さえしなければ良く、各種交流は自然に任せれば良い。双方にとって有利であれば自然とこれを手がける者が出て、リスクが大きければ自然と萎縮する。中国の発展はこのような調整に徐々に適応し、また日本がこれに徐々に適応することを望んでいる。

中日の安定的な冷たい関係は数年続けてもよい。両国はこの時間を利用し見直しを進め、両国が未来の関係を構築するための新たな出発点を見つけることが可能だ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月30日

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