中国空母はどこに配備か?また沸き上がった各国の推測

中国空母はどこに配備か?また沸き上がった各国の推測。 各国メディアは最近、中国の1番艦がどこに配備されるかを競って推測している。なかでも南中国海という推測が多い。日本の朝日新聞は、「中国の三亜に荷海軍基地が建設され、原子力潜水艦と空母が配備されるだろう」と報じた…

タグ: 空母 南中国海 配備 艦隊 太平洋 米国

発信時間: 2011-07-01 16:21:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ブリッジを覆っていた足場が撤去され、デッキに赤い絨毯のようなものが積み上げられている中国の空母1番艦の新たな写真が軍事ファンらによって撮影された。世界新聞報が伝えた。

中国のインターネット掲示板にこうした写真が現れるや、国内外で再び中国空母進水が間近に迫っていることが推測された。

◇中国空母は南中国海に進出

各国メディアは最近、中国の1番艦がどこに配備されるかを競って推測している。なかでも南中国海という推測が多い。

日本の朝日新聞は、「中国の三亜に荷海軍基地が建設され、原子力潜水艦と空母が配備されるだろう」と報じた。

カナダの華字誌「漢和防務評論」によると、中国の南海艦隊基地には長さ450~500メートルの埠頭を2つ、長さ200メートルの埠頭を3つ建設されている。すべてが完成すれば、様々なタイプの艦艇12隻、空母2隻を停泊できる。そのため、1番艦は南海艦隊に配備されるにちがいないというのだ。

仏誌はさらに「将来、南中国海が中国海軍の勢力範囲に入れば、その上空は中国の空母艦載機で覆われる」と予測した。

これらの予測について、海軍軍事学術研究所の李傑研究員は、1番艦が南中国海に配備されるとは限らない。そうなったとしても、南中国海情勢を少し安定させる役割しかないとの見方を示した。

どこに配備されるかはまだわかっていないが、中国空母の登場によって一部の国々が神経を刺激されている。先月28日、米国とフィリピンの海軍が毎年恒例の合同演習を始めた。その場所は南中国海から程近いフィリピン・パラワン島の沖合い。

半月前、中国海軍の艦艇11隻が沖縄と宮古島の間の公海を通過し、西太平洋の国際海域で訓練を行った際、横須賀に配備されている米原子力空母ジョージ・ワシントンまで出動し、西太平洋で警戒任務にあたった。

中国海軍が西太平洋で演習を行ったのは、空母の遠洋航行の“道程を探る”のがねらいだとみられている。一方、米空母は途上、中国艦隊の活動を監視し、その空母の動向を探っていた可能性が高い。

◇“初級空母”の心理的な威力

1   2    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。