◇“初級空母”の心理的な威力
実際、中国空母の出現に米国でさえ不安を感じている。アジア経済全体の発展、特に中国の急成長にともない、米軍のグローバル戦略の重心が徐々に西太平洋知己に移行してきている。近年、米軍は西太平洋への軍隊派遣を強化し、巡航ミサイル原子力潜水艦、戦略爆撃機などの大型兵器を同地域に配備している。
ある意味、空母を保有する中国海軍の出現によって、米国は軍隊派遣を加速しているともいえる。しかし、1番艦が短期間で戦闘力を形成することは難しく、配備後もおそらく主に訓練艦として使われるだろうと専門家は指摘する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月1日