記者:壊れた車両と先頭車両は事故原因究明の手がかりとなる主な部分だが、穴を掘って先頭車両を急いで土に埋めたのはなぜか。
陸東福副部長:これは事実ではない。橋の上で3両が押しつぶされた状態で、救援過程で真ん中のひどく変形した車両の本格的な捜索を行うために両端の車両を動かす必要があった。クレーンを現場に導入するため、橋の下の車両をそのまま動かし、散らばった先頭車両などの部品を移し、地面のくぼみにまとめて置く必要があった。部品と車両を埋めたということも、証拠を隠滅したということも決してない。現場での捜索が終わってから、車両とまとめて置かれた部品は温州西駅に移され、調査が行われている。
記者:事故は、D301列車がD3115列車に追突して起きた。時刻表に基くと、D3115列車が前、D301列車はその後のはずだが、運行順序が入れ替わったのは当時の駅の調整に問題があったのではないか。