京セラフィロソフィで中国の環境と発展に貢献 京セラ株式会社

京セラフィロソフィで中国の環境と発展に貢献 京セラ株式会社。

タグ: 京セラ 中国 インタビュー

発信時間: 2012-03-05 15:01:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国網:なるほど、中国でも精神的バックボーンを求める人が増えているようですね。昨年は日本にとって東日本大震災をはじめ、試練の年となりました。御社にとって大震災の影響はいかがでしたか?

後藤:弊社では一部工場で軽微な被害がありましたが、2週間後には通常生産が再開できました。しかし、もちろんサプライチェーンには打撃がありました。また、京セラグループとして会社、および社員からの義捐金を合わせて2億円を送らせていただきました。

中国網:話は変わりますが、御社が中国で展開されている事業の中でも、太陽光を中心とする環境に対する取り組みが注目されています。中国における環境事業をご紹介いただけますか?

後藤:京セラは太陽光発電に取り組んで38年目になります。ずっと地球環境に取り組んできました。名誉会長の稲盛からも「人の役に立つものは絶対にあきらめるな」と激励され、弊社には他にはない技術があると自負しています。日本の大震災による原発事故を受けて、世界的にクリーンエネルギーが注目されていることからも、私利私欲だけではなく、地球環境、社会貢献という視点から、厳しい価格競争はありますが、引き続き中国市場へも取り組んでいきます。

 

環境出前授業の様子

 

中国網:京セラのソーラーといえば、「環境出前授業」というユニークな環境教育を中国でも展開されているとお聞きしました。活動の内容とエピソードはございますか?

後藤:現在、小学校高学年から中学生までの生徒さんに、ソーラーパネルやその電力で動くおもちゃを学校へ持ち込んで、太陽光について学んでいただく「環境出前授業」を行っています。日本と中国を中心に展開し、現在までにあわせて5万人(2011年11月末現在)の生徒さんに参加していただきました。授業は私や事業部長も時間を見つけて参加し、社員自ら行います。子どもたちの反応に国境はありません。みんな目をきらきらさせて、その仕組みに驚きながら知識を吸収していってくれます。楽しいひと時ですよ。

 

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