自然を崇拝する
長崎さんは、長期の離島生活で、社会的なルールではなく、大自然のルールに完全に従って生きることを会得したという。
20年来、長崎さんは、最も原始的に近い方法で島で生活してきた。全裸で生活しているので、たくさんの蚊に悩まされる。最初、船が通るのが見えると服を着ていたが、しばらくすると人に裸を見られることに抵抗がなくなったという。
「全裸で生活するのは、社会的には確かに不適合だがこの島ではとても自然に感じる。(全裸が)制服のようなものだ。もし、洋服を着たら、あなたもきっと環境に合っていないと感じるだろう。」という。
今、長崎さんは島を離れるときだけ服を着ている。毎週、彼は1時間船に乗って近隣の島に行き、家から送られてくる週1万円の年金を受け取る。そして食品や飲用水を購入して戻る。
余生をのんびりと