余生をのんびりと
長崎さんは、離島で主に毎週購入するおもちを食べて生活している。おなかが空くと少し食べて、1日に4回から5回食事をする。生活用水は、バッテリをつかったやかんで雨水を沸かして使う。
長崎さんは、毎日、きまったスケジュールで生活している。日の出とともに砂浜で体操をして体をならし、食事を準備し、最後に日暮れと蚊が騒ぐ前にテントを片付ける。
「(自分の)死に場所を見つけるのは、とても大事なことだ。私はここを自分の永眠の地ときめている。」という。
「最初、私は死に場所を選ぶことがこんなに大切なことだとは考えていなかった。病院もなく、家族もいないが、ここで大自然に抱かれて死ねるなら、なにも欲しくないと思いませんか?」と長崎さんは私に問いかけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月19日