自民党、みんなの党、日本維新の会、新党改革の「改憲派」は、改憲に積極的な姿勢を示している。国民もまた、これらの勢力が参議院で3分の2の議席を占め、改憲提案の条件が整うか否かに注目している。
野党もまた、参議院で過半数を占めるという現状を維持しようとしている。民主党の海江田万里代表は、円安に伴う物価上昇は、アベノミクスの副作用だと批判し、自民党との対決姿勢を強化した。しかし民主党は6月23日の東京都議会選で惨敗し、参院選で改選される44議席の多くを失った場合、党内では現代表の責任を問う声が高まることは必然的だ。
日本維新の会は2012年の衆院選で活躍したが、橋下徹代表の慰安婦発言により大打撃を受けた。参院選の結果は、橋下氏の進退を左右することになるかもしれない。共産党は東京都議会選の大勝利に続き、参院選でも議席を増やそうとしている。社民党、生活の党、緑の党は参院選で、「ゼロ原発」を訴える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月27日