安倍氏の挑発行為、世界を敵に回す(一)

安倍氏の挑発行為、世界を敵に回す(一)。 靖国参拝を終えた安倍首相が、南太平洋諸国を訪問し、第二次世界大戦中に現地で死亡した日本軍に祈りを捧げると宣言した今、欧米は安倍首相の悪霊参拝が自国と関係ない、自国は傍観者だとは感じないだろう…

タグ: 安倍 靖国 南太平洋 悪霊参拝

発信時間: 2014-01-11 10:27:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

安倍首相の悪霊参拝という挑発行為は中韓を激怒させた。欧米の一部のメディアはかつて、自分とは関係ないという傍観者の心理により中韓は過剰反応だとし、中国が「不満たらたらのナショナリズム」の重荷を背負っているとした。靖国参拝を終えた安倍首相が、南太平洋諸国を訪問し、第二次世界大戦中に現地で死亡した日本軍に祈りを捧げると宣言した今、欧米は安倍首相の悪霊参拝が自国と関係ない、自国は傍観者だとは感じないだろう。

かつて一部の人は、安倍首相の一連の強硬な行動が、中国を対象とする地政学的な策に過ぎないとしていた。しかし今や安倍首相の中で、祖父の代から受け継いだ軍国主義が復活しており、世界を敵に回そうとしていることが明らかになっている。

日本メディアの報道によると、太平洋戦争中に、パプアニューギニア、ソロモン諸島、グアム島などは日本軍と米軍の激戦地であり、約50万人の日本人が現地で死亡しており、各地に日本人の「慰霊碑」があるという。太平洋戦争は日本の真珠湾奇襲によって始まる、日本の侵略戦争の一部だ。その他の同盟国を除く米国の死傷者だけでも43万人(死者は12万人)に達する。米国は一ヶ月前にハワイ州で、真珠湾事件の72周年の記念式典を開き、戦没者に黙祷を捧げた。同日、長崎市の原爆落下中心地公園でも「不戦集会」が開かれ、悪霊参拝に固執する安倍首相に抗議文を提出した。

日本の歴代首相と政治家は日米関係を重視し、米国人の逆鱗に触れないため、南太平洋の戦争を避けて通ってきた。安倍首相は今回、国際社会の反対と米国の顔色を顧みず、靖国参拝後も南太平洋で悪霊参拝を続け、国内右翼勢力のかつてない支持を利用し米国の圧力に対抗しようとしている。これは紛れもなく、同盟国の米国にビンタを食らわしたようなものだ。ロサンゼルス・タイムズは昨年末、ハリス米太平洋艦隊司令官の発言を引用し、「真珠湾事件の生存者は絶えず米国人に対して、常に警戒心を維持することを促している。米国は今や太平洋で力強い軍事力を形成しており、太平洋での作戦に常に備えている」と伝えた。

どうやら安倍首相は少しも米国の顔を立てておらず、「強い日本」という軍国主義の魂のとりこになり、警告を耳に入れていないようだ。

 

安倍氏の挑発行為、世界を敵に回す(二)

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月11日

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