安倍氏の挑発行為、世界を敵に回す(二)

安倍氏の挑発行為、世界を敵に回す(二)。

タグ: 安倍 靖国 南太平洋 悪霊参拝

発信時間: 2014-01-11 10:30:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

安倍氏の挑発行為、世界を敵に回す(一)

 

米国の政治家の中には早くから、安倍首相に火遊びをやめ、自分の評価を下げることを避けるべきだと忠告している識者がいる。先ほど安倍首相が悪霊参拝を強行した際に、米国は不満を露わにした。米国務省は当時、声明の中で「失望」という言葉を用い、「米国は日本の指導者が、この日本と隣国の緊張関係を激化させる手段をとったことに失望を表明する」とした。米国は当時、安倍首相の強硬な行為が、自国のアジア太平洋リバランス戦略を乱し、衝突の危険をもたらすと感じていただけかもしれない。しかし安倍首相が米国にもたらした厄介事は、それほど単純ではないことが分かる。安倍首相は靖国参拝後に、当時米国と交戦した南太平洋諸島を訪問し、悪霊を参拝すると高々と宣言したが、これは誰に向けられたものだろうか?

地政学政治の角度から問題を捉えれば、狭隘になりがちであるが、欧米の多くの政治家はこういう見方に固執し、安倍氏の言葉やパフォーマンスに惑わされ、強硬派の安倍氏が中国に対抗し、中国を抑制することを望んでいる。しかし、戦犯東条英機の部下で同じく戦犯の岸信介の孫である安倍晋三氏の意図は、このような簡単なものではない。安倍氏の政治的な伝承を見ればわかるように、彼が右翼の道をひたすら歩んでいるのは決して偶然ではない。「A級戦犯は戦争の罪人ではない」というのは、安倍氏の持論である。上智大学政治学科の中野晃一教授が分析したように、経済政策は安倍氏のナショナリズムの主張をカバーするためのものであり、いわゆるアベノミクスも、積極的な平和主義を唱える外交も、その祖父がかつて推し進めた軍国主義を再発動するツールに過ぎず、悪名高い軍国主義のスローガンの言い方を変えただけである。

日本の侵略の被害者だった中韓及びその他のアジア諸国が感じた憤りは猛烈なものであるが、安倍氏が今回、南太平洋の島国に「悪霊参拝」を強行すれば、欧米も激しく憤るに違いない。安倍氏が祖父から受け継いだ軍国主義の遺伝子は、中韓米の敵だけでなく、世界平和の敵でもある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月11日

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