4月25日、日本の近畿経済産業局によれば、中国人の日本の産業技術を見学したいという要望を理解するため、経済産業局でアンケート調査を行った。この調査結果で、多くの中国人観光客が日本での工場見学を希望していることがわかった。
今回のアンケート調査対象者は7割が20歳から30歳の青年層で、最も関心が高かったのは日本の食品観光、これに現代工芸、伝統工業品などの製造業が続いた。その他のアジアからの観光客と異なり、中国人観光客は日本の環境産業にも非常に興味をもっている。
8カ所の工場見学を経験した観光客がこのアンケートに回答した。日本の工場では多くの体験型イベントが用意され、ほとんどの場所で撮影もでき、とてもおもしろかったと感想を述べる一方、工場内に外国語が話せるガイドがいなかったので不便だったこと、通常はどのようにして工場見学を申請したらよいかわからないといった意見も出されていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月28日