日本、レアアース外交を集中展開 対中依存度が大幅低下へ

日本、レアアース外交を集中展開 対中依存度が大幅低下へ。 日本とインドは先月30日、レアアースの対日輸出拡大で合意、翌日にはカザフスタンともレアアースの共同開発に合意し、その前に決まったベトナムやオーストラリアをあわせ、日本は来年から50%のレアアースを中国以外の国から供給することになる…

タグ: 日本 レアアース インド カザフスタン 中国

発信時間: 2012-05-12 09:29:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇輸入ルートを急きょ開拓

世界一のレアアース輸入国である日本は現在年間2万7000トンのレアアースを消費、うち80%を中国から輸入していた。中国がレアアースの輸入を規制したことで、この比率はさらに高まり、ほぼ100%中国からの輸入となった。

2010年に中国はレアアースの輸出規制を始めたが、ある情報によれば、現在国際市場で闇取引されているレアアースは毎年2万~3万トンに及び、これが日本のレアアース供給源多様化戦略に余裕を与えている。

実際に危機意識が強い日本は早くからレアアース供給源多様化戦略に着手しており、中国がレアアースの生産と輸出を管理し始める2008年10月に昭和電工がすでにベトナムに工場を完成、2年前から稼動し、年800トンのレアアースを生産している。

毎日新聞が伝えたところによると、日本はインド、カザフスタン、ベトナム、オーストラリアからのレアアース供給に道筋をつけ、2013年から対日輸出が開始或いは輸出量が増える。4カ国による日本への輸出総量は1万5500トンと、日本の年間消費量の半分を上回り、中国からのレアアース輸入比率を80%から50%へと大幅に引き下げることができる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月12日

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