日本の高齢化、円高を促す

日本の高齢化、円高を促す。 円高の進行により、海外で販売される日本製品の価格が高騰し、日本の輸出に深刻な影響をおよぼしている。政府は円高の抑制を行なっておらず、日増しに高まる批判の声にさらされている。アナリストと一部の政治家は、単純だが重要な原因が見落とされていると指摘した…

タグ: 日本 高齢化 円高 輸出 政府 野田

発信時間: 2012-08-10 09:43:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

高齢者の政治に対する影響力が日増しに高まる中、膠着状況の打破がますます困難になっている。政府の無策により利益を得ている退職者も、日本の将来的な危機に気がついている。石油企業を定年退職した大野茂さん(音訳 Shigeru Ono)(62)はブログでデフレによる利益を説き、支持者を得ている。大野さんは円高進行によるメリットを数え上げ、このほど安値で購入したベトナム製のシャツと、中国製のフラットテレビを紹介した。しかし大野さんも円高の進行によるリスクを熟知している。

限り有る貯蓄と毎月13万円の年金で生活を送る大野さんは、「円高進行とデフレは、団塊の世代にとっては一種の福利となるが、円高が子供の世代に利益をもたらすことはない」と述べた。外国製品の大量流入を受け、日本は昨年、31年ぶりの貿易赤字国となった。この事実だけでも衝撃的であるが、日本の製造メーカーにとっては、消費者が悩みの種となっている。日本の消費者はかつて、高価な日本製品を購入することが、日本人としての責任であると感じていた。今や日本人の自宅では、中国やその他の国家からの輸入製品が幅を利かせている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月10日

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