もちろん安倍政権は中日の敵対を望んでいるのかもしれない。それが平和憲法と軍国主義化を突破する日本の戦略的口実になるだろう。多くのアナリストは、敗戦後の「正常ではない国」の状態を脱却するのが安倍氏とその支持者の真の狙いで、釣魚島は彼らの手管でしかないと確信する。
中国は日本とそろばんをはじく技を競っても仕方ない。安倍政権の真の意図が何であるにしろ中国にとってそれは徐々に蟻の遊びになる。中国が強大化すれば日本の様々な挑発の夢は打ち砕かれ、中国は既定のルールを守れば、戦略的に安倍政権の釣魚島と中国周辺をめぐる苦労を蔑視できるようになる。
日本のリーダーは弁が立つのが最大の特徴だ。彼らは詭弁を弄する時と場所選びがうまい。道理にかなわなくてもいかにも理由があるかのように雄弁を振るい、西側の世論も彼らに呼吸を合わせたがるため、彼らは常に世論のイニシアチブを取っている。今ではスピーカーの主力の安倍首相が日本社会に様々な錯覚をもたらしている。安倍首相のパフォーマンスは中国人の気分を害するが、彼が本当にもてあそんでいるのは日本の国民ではないだろうか。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月1日