「平和の羽」を脱ぐ日本に警戒

「平和の羽」を脱ぐ日本に警戒。 米誌ナショナル・インタレストは最新号で、スタンフォード大学アジア太平洋研究センターで副所長を務めるダニエル・スナイダー氏の「日本の困難な挑戦」という文を掲載した。スナイダー氏の観点は鋭く、日本を容赦なく批判した…

タグ: ナショナル・インタレスト 呉懐中 中米日

発信時間: 2013-04-01 16:03:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

「問題は米国が日本を扇動するほど中国の強い反発を招くことだ。日本のナショナリズム感情を利用して中国を牽制するやり方は小事にこだわって大事をしくじり、日本に中国対抗を促す戦略的コストは極めて高くつく上、中国は挑発を受けたと感じ、一部の国際問題において米国との協力が減るだろう。日本の力を借りて中国とバランスをとる本意は米国の負担を軽減させることだが、実際にはより重い負担を背負うことになる」とエツィオーニ氏は分析する。

呉主任によると、一方で米国の対日政策には第二次世界大戦の成果や国際秩序の翻案は認めない、軍事上の完全な正常化は認めない、日本の核兵器保有は認めないなど「最低ライン」があり、一方で台頭する大国(中国)と既存の大国(米国)との間の問題が主要問題で、日米間の問題、例えば憲法改正、集団的自衛権行使などは二の次だと米国は考えている。この考えをベースに米国は日本に対する規制を緩和しているが、この点で逆に米国が日本に利用される可能性がある。

呉主任はさらに、「米国がアジア太平洋リバランスを唱えて以来、日本は積極的にそれに従っている。日米は日本がより多くの地域の安全保障で役割を果たし、共同で中国を牽制する点で戦後最高ともいえる戦略的共通認識を得た」とし、「日米はアジア太平洋地域の政治、安全保障、経済の優越的地位を共同で守り、主導している地域の秩序とルールに中国が挑み、覆すのを防ごうとしている。日米の動きは地域の各国間の戦略的相互信頼の構築を妨害し、対立を形成しやすくしている。寛容かつバランスがとれ、開放的な協力関係の構築を模索すべきだ」と指摘する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年4月1日

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