このほど日本の英字誌ザ・ディプロマット(ウェブ版)が、「日本の新たな(防御型)攻撃部隊」と題する記事を掲載した。この(防御型)攻撃部隊とは、日本の水陸両用部隊、つまり海軍陸戦隊を指している。「新華ネット」が伝えた。
同記事には次の二つの重要な内容が含まれる。(1)日本が専門的な水陸両用部隊を構築している。現在の隊員数は700人に達しており、将来的にこれを3000人に拡大する。(2)防衛省は、2015年までに同部隊にV-22オスプレイを配備する計画を立てている。
この二つの情報からは、日本が水陸両用部隊の発展に向け取り組んでおり、積極的に宣伝していることが分かる。日本からのすべての情報は、同部隊の発足が釣魚島を目的としていることを示している。また日本はこの1年余りにかけて、上陸訓練を積極的に強化している(米軍との合同演習を含む)。これは上陸作戦における戦術的・技術的問題の突破と解決を試みるためだ。
日本はこれほど大々的に水陸両用部隊を発展させており、その発言も常に釣魚島に向けられてきた。彼らの目的はそれほど単純なのだろうか。
日本の真の目的
周知の通り、釣魚島の面積は狭く、長年に渡り無人島となっている。釣魚島の面積からすれば、実際に上陸作戦を展開する場合、百人規模で十分対応できる。3000人規模を予定している海軍陸戦隊が島に上陸した場合、座る場所もないほどになるだろう。