安倍氏、2014年に首相辞任はあるか?

安倍氏、2014年に首相辞任はあるか?。

タグ: 安倍 辞任

発信時間: 2014-02-26 16:23:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

王泰平(元中国外交部政策研究司副司長、中日関係史学会副会長)氏は「2014年の東アジア情勢は楽観できるか?」をテーマとするシンポジウムに出席し、次のように発言した。

安倍首相の現在のやり方に米国が不満を持っており、辞職を迫るという説を耳にしている。その可能性はないわけではないが、現時点ではなんとも言えない。これは米国が安倍首相を利用し、東アジア戦略を実現しようとしているからだ。例えば集団的自衛権の問題で、安倍首相はこれを直ちに実現できない中、憲法の解釈を拡大することで目的を達成しようとしている。これは米国にとって、非常に必要なことだ。米国はこれにより日本に武装させ、海外出兵させ、米国の作戦に協力させることができる。米国は日本を利用できるようになるだろう。特に米国は財政が逼迫しており、日本を必要としている。

しかし歴史問題において、安倍首相の現在のやり方は米国の我慢の限界に達している。米国も第二次世界大戦で日本の被害国となっており、かつ異常な国が正常な国になることは、米日関係の現状を変え、日本が自国の権利を求め、米国と対等な立場になろうとすることを意味するからだ。この状況の中、日米同盟はどうなるだろうか?日本は米国に依存するだろうか?米国は将来的に、日本をアジアの支柱とするだろうか?米国はこの問題を検討しなければならない。

日本には、米国の不興を買った首相は長く続かないという言葉がある。例えば鳩山由紀夫氏は就任以来、「東アジア共同体」に取り組み、米国と距離を置くと公の場で発言したが、米国は鳩山氏を辞任させた。ゆえに安倍首相がこのやり方を続け、言うことを聞かなければ、米国は措置を講じる可能性がある。しかし今の米国は矛盾した心理に陥っている。最大の不満となっているのは、今の米国が米日韓同盟に取り組めないことだ。これを続ければ米国は日本を放任できなくなり、その意義から論じると安倍首相は辞職を迫られる可能性が高い。

 

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