中日関係に与える傷 安倍は小泉上回る

中日関係に与える傷 安倍は小泉上回る。 小泉氏のマイナスの行動は相対的に単一だった。彼は繰り返し靖国神社を参拝し、外交面で中国と対立した。ただ、経済協力は影響を受けることなく、貿易は著しく伸び、相互の反感は歴史的な面にとどまった…

タグ: 安倍 中日関係 小泉 釣魚島 

発信時間: 2013-05-14 16:10:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

安倍氏を代表とする日本の政治的野心は経済成長ではなく、経済衰退を背景としているため、こうした野心には多くの失意や恨み、緊迫感が充満している。それが21世紀の現実的環境の中で従来の軍国主義の脅威となるとは限らないが、絶望的な野心は東アジアを安らがせないだろう。

安倍内閣発足からわずか数カ月で軍服を着て戦車に乗り、「天皇万歳」三唱をし、「侵略」の定義をめぐって改めて説明するなど、単に外交的に強硬なだけではなく、敗戦後の境遇を悲しみ、戦争を引き起こした人や原因を恨むのではなく、第二次世界大戦の結果を恨んでいる。中国の勤勉な労働による復興、強大化を受け入れられず、東アジアの大きな趨勢に逆らおうとしている。

中国は安倍氏の価値観を変えられないし、安倍政府の戦略的選択に影響を与えられない。客観的かつ冷静に分析すると、中国は中日関係の見通しを最低に引き下げるべきだ。安倍氏個人に対して望みを抱く必要はない。彼が政権をとる間、中国のリーダーは彼と会談する必要はない。それで中日関係が実際に緩和することはない。中国のイメージを傷つけ、政治的に安倍氏のプラスになるだけだ。中国は日本と冷え冷えとした交流を保ち、そうした関係の下、双方は共同で危機を減らすルールを確立するべきだ。

中日関係改善の次のチャンスは安倍首相退陣後で、それまで中国は日本に対してしばらく冷淡かつ十分な自信を示すべきだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年5月14日

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