元仏外交官「米は中国との衝突を望まない、日本が気づくべき」

元仏外交官「米は中国との衝突を望まない、日本が気づくべき」。 シンガポール紙・聯合早報は13日、「日米は互いにアジアで演じる役割(と相手に期待する役割)に対し認識上のギャップがある。米国人は中国と慎重にやりとりするつもりであるため、日本の新政府のタカ派が面倒を引き起こすのを懸念している」と指摘する元フランス外交官の陳有容氏の文章を掲載した…

タグ: フランス外交官 米国 日本 衝突

発信時間: 2013-03-13 15:50:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

米国の日本に対する態度の変化を一部のアナリストは感じている。米国という同盟国は日本の利益を守る上で最後にはより選択的なやり方を取る可能性があると彼らは日本人に気づかせようとしている。日本は現在、国防に関する問題を自ら決定するか、アジアに回帰し中国とより密接な関係を維持するかという2つの難しい選択に迫られている。

第一の選択は核兵器開発を意味する。これはナショナリストは喜ばせるが、日本の有権者や米国は受け入れられない。そしてもう一つの問題が、巨額の負債を抱える国にとって、どれだけの国防予算があれば人口13億人の裕福な国に十分対抗できるかという問題だ。一方、第二の選択肢は日増しに実業界のリーダーの支持を得ている。反中国感情が少しずつ収まれば、長期的にもそれは実行可能だ。

日本は中国と長期的な角逐が存在し、それには米国の支持が最も必要だが、日本は米国の力と影響力に頼れなくなっており、自らが十字路に立たされ、新たな道を探り、急速に変化する世界の中で自らの位置を探る必要があることに気づいた。それによって日本はアジアの隣国を正視するほかなくなった。日本が改めて地域に受け入れられたいなら、アジア諸国と未解決の歴史問題をこのまま回避し続けるのはムリだと気づかなければならない。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月13日

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