X-37Bが4月22日に打ち上げられた
「WIRED」は、ロシア版のX-37は数年後に打ち上げられる可能性が高いと見ている。中国もX-37に似た宇宙船を開発するという情報があるため、そのときに軍事用のスペースシャトル分野は3者が争う形になっていると考えられる。業界内では、伝統的な大型のスペースシャトルと比べて無人の小型スペースシャトルは優位性が高く、今後の新たな発展方向になり、米国、ロシア、中国またはその他の国もこの分野で功績を残すとの見方が強い。
中国には有人宇宙船「神舟」があり、キャリアロケットの研究開発に力を入れている。X-37に似た宇宙船を開発すれば、キャリアロケットのプラットフォームはより多様化、整備され、宇宙事業の良好な発展にプラスになるに違いない。アナリストは、中国による宇宙の平和的な利用、宇宙軍備の競争への反対、新技術の発展という一貫した態度は、各方面のバランスをとり、宇宙の平和と安全を維持するのに有利だとしている。