奥井禮喜氏:市民と科学・技術の関係

奥井禮喜氏:市民と科学・技術の関係。 現代の科学・技術が人々の生活を支えている。最新機器の便利さを享受しつつ、それが存在しなかった当時といちいち比較するようなことはまずないから、それがあって当然、いわば科学・技術の粋は空気のようなものである…

タグ: 科学 技術 関係 奥井禮喜

発信時間: 2012-06-20 16:19:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

はたまた人々はエゴイズムが強い。何よりの説得力は当面の損得にあり。かくしてさまざまの利益誘導戦術が駆使される。ムラの発生と、愚民政治はとてもよく似ているのではあるまいか。

科学・技術の健全な発展は、これまた民主主義精神の発展と実践に深く関わっているというべし。

少なくとも、可能な限り科学的思考方法を身に着け、問題山積の状況に対して合理的に対処する気風を育てねばならない。科学・技術が《まとも》に活用されるためには、人々が《まとも》に思考しなければならない。

とかく、何ごとによらず、「ああ、面倒臭い」「誰かしっかりやってくれ」とばかり結論を急ぐ国民性は、角度を変えてみれば、非科学的・非合理的であるとも考えられるわけだから----

奥井禮喜氏のプロフィール

有限会社ライフビジョン代表取締役

経営労働評論家

日本労働ペンクラブ会員

OnLineJournalライフビジョン発行人

週刊RO通信発行人

ライフビジョン学会顧問  ユニオンアカデミー事務局

1976年 三菱電機労組中執時代に日本初の人生設計セミナー開催。

1982年 独立し、人と組織の元気を開発するライフビジョン理論で、個人の老後問題から余暇、自由時間、政治、社会を論ずる。

1985年 月刊ライフビジョン(現在のOnLineJournalライフビジョン)創刊。

1993年 『連帯する自我』をキーワードにライフビジョン学会を組織。

2002年 大衆運動の理論的拠点としてのユニオンアカデミー旗上げ。

講演、執筆、コンサルテーション、インターネットを使った「メール通信教育」などでオピニオンを展開し、現在に至る。

高齢・障害者雇用支援機構の「エルダー」にコラム連載中。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年6月20日

     1   2   3  


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。