国内総生産(GDP) |
2001年はGDP5578億元を達成した。 |
GDPの
伸び率 |
8.7%。 |
1人当たりのGDP |
2000年は7663元。 |
GDPの比例 |
16.1:50:33.9。 |
貧困人口
と貧困扶
助計画 |
2000年末までに、327万の農村貧困人口の衣食の問題が一応解決されたが、こうした状況はまだ安定しておらず、まだ243万の人口が扶助を待たれている。
開発による貧困扶助計画の作成は、省政府が統一的に企画、組織し、村と県の企画を踏まえて制定している。向う10年間の開発のトータルの目標は、できるだけ早く貧しい人々の衣食の問題を解決し、これまでの貧困扶助の成果を固め、最終的にはすべての人々の衣食の問題を解決することである。 |
財政収入 |
2001年の財政収入は448億7000万元であった。 |
工業増加額 |
2000年の工業増加額は2246億7300万元であった。 |
対外貿易
の状況 |
本省は世界の170カ国・地域と経済・貿易関係を結んでおり、35カ国・地域への輸出は1000万ドルを上回っている。17カ国の47の都市と友好関係を結び、60近くの非貿易企業がそれぞれ30カ国・地域に投資して企業を設立した。 |
外資利用
の状況 |
2000年までに、外資利用は100億ドルに達し、外資企業が2579社設立され、外資プロジェクトはエネルギー、交通、通信、原材料、軽工業と紡績業、機械、電子、服装、農産物および副産物加工業、サービス業、観光業、公共事業、不動産開発などの分野に及び、80余カ国と地域から来た投資家が本省に投資し、そのうち、世界の大企業500社にランクされた企業が26社ある。 |
支柱産業 |
化工(医薬)、冶金、建材、機械、食品の五大支柱産業が形作られた。 |
農業 |
本省は中国北部における農業生産の盛んな省であり、全国の食糧、綿花、食用油の生産地区の一つである。本省は地域の特色をもつ経済とグリーン経済の発展を重視し、バイオ技術と情報技術を重点とする諸技術を農業に広く応用してきたため、在来農業の近代農業への転換を大いに促進することになった。 |
工業 |
化工(医薬)、冶金、建材、機械、食品の五大支柱産業が形作られているほか、繊維、軽工業など在来産業の改造も行なわれている。バイオ、電子情報、光・機械・電子一体化、新材料、新エネ、省エネなどのハイテク産業は新たな経済成長スポットとなっており、その中で少なからぬ製品の生産能力が国の先頭に立つものとなり、あるものは世界の前列に立っている。例えば、「華生」ブランド抗生物質の生産能力は全国でトップ、世界で2位にランクされており、「楽凱」ブランドの感光材の生産規模は全国のトップとなり、世界の上位4位に入っており、「冀雅」ブランド液晶ディスプレイおよびセットとなった機械、「華耀」ブランドガラス、「天威」ブランド大型変電シリーズ製品、「風帆」ブランドバッテリーなどはいずれも全国で1位を占めている。 |
商業 |
市を中心とし、県(市)につながり、郷・鎮、町まで延びる市場ネットワークが形作られた。市場のスケール、グレード、取り扱われている商品はさまざまで、市場の構造はますます合理的なものとなっている。また、北京、天津を含む京津冀(冀は河北省のこと)経済区域は1億2000万人の消費者を擁し、マーケットとしての容量は中国大陸部の10%以上を占め、全国でマーケット容量が最も大きい区域の一つとなっている。河北省は華東、華南、西南などの地区が「三北(東北、西北、華北)」地区とつながる中枢地帯と商品流通の中継地であり、「三北」地区の重要な海へのルートでもあり、昔から中国北部の著名な商品集散地であった。 |