国内総生産 |
2001年の国内総生産(GDP)は6700億元で、前年比10.5%増えた。 |
一人当た
りの国内
総生産 |
2001年の一人当たりの国内総生産は2000年比9.7%増の1万4700元となった。 |
国民総生産(GDP)における比率 |
産業構造は昨年の11.0対52.7対36.3から10.3対51.3対38.4になった。 |
貧困人口と貧困脱却扶助計画 |
年末における都市・町の登録失業率は3.7%で、4%以下に抑えられたが、都市・町の登録失業者は24万人となった。最近の都市部住民の失業問題に対する追跡調査に基づくと、失業者は基本医療、子女の入学などの面で依然として困難を抱えている。
中国で率先して都市と農村をカバーする最低生活保障制度を確立し、同省の3万人の都市部住民と23万6000人の農村部の住民を最低生活保障システムに組み入れている。 |
財政収入 |
年間一般予算総収入は856億元で、そのうち、地方一般予算収入は500億7000万元で、それぞれ前年比30%、46.1%増えた。 |
工業の生産額と成長率 |
年間における一定の規模以上の企業(すべての国有企業と年間売上高が500万元以上の非国有企業を指す)の工業生産額は前年比12.5%増の1781億元に達し、そのうち農村部の工業企業、三資企業、株式制企業、私営企業及びその他の所有制の企業はそれぞれ14.7%、14.3%、13.8%、14.3%伸び、いずれも同省の平均伸び率を上回るものとなった。
1999年以降、同省における一定の規模以上の企業の工業技術改造投資は3年連続して20%以上の伸び率を保ち、特色のある工業パークと産業基地の建設が企業の技術改造と地域的特色のある経済の競争力をグレードアップさせる効果的な支えとなっている。改造によって、在来産業の市場における競争力と対応能力が向上し、全国で大きなマーケット・シェアを占めるに至っている。1月から11月まで同省における一定の規模以上の紡績、アパレル、皮革、機械工業の利潤はそれぞれ全国同期の34.5%、32.1%、30.1%、27.0%を占めている。それと同時に、ハイテク産業の育成に力を入れ、年間におけるハイテク産業の増加額は310億5000万元に達し、前年比13.8%増となり、ハイテク製品の輸出額も46.0%増えた。 |
農業の生産額と増加率 |
2001年に浙江省は食糧取引市場化を実行した後、他省で食糧生産基地を建設し、地方食糧貯蔵システムを整備するとともに、食糧生産量が大幅に減った。工芸作物の生産を急速に発展させ、注文生産農業と収益アップを目指す農業を積極的に発展させている。年間の食糧作付け面積は193万9000ヘクタールで、前年より15.7%減った。工芸作物の作付け面積は6.6%増え、そのうちの高収益の野菜・ウリ類、生薬、花卉の作付け面積はそれぞれ11.4%、19.0%、76.2%増えた。牧畜業と水産養殖業の発展ぶりもよく、年間の肉類総生産量は127万1000トンで、水産物の養殖生産高は139万トンであり、前年比それぞれ8.3%、7.0%増えた。農業構造の調整によって、農村部住民の農業による収入が1997年以来始めて上昇し、年間増加率は3.8%に達し、一人当たり990元となった。 |
対外貿易
の状況 |
世界貿易の伸びが大幅に減速するマイナスの環境の下で、同省は上から下まで着実かつ効果的な措置を講じて、輸出向け企業に対する政策面からのサポートに力を入れ、輸出の急速な伸びを維持している。年間の輸出入貿易総量は前年比17.8%増の328億ドルに達し、そのうち輸入額は98億2000万ドルで、17.1%伸び、輸出額は230億ドルで、18.2%伸び、所期の目標より6.2ポイント上回った。下半期の状況から見れば、伸びは下落したが、第3四半期の輸出の規模は月を追って拡大し、9月には史上最高を記録した。輸出先の市場が多元化することになり、アメリカ、アフリカ、南米への輸出の急速な増加を維持し、増加幅はそれぞれ21.4%、30.3%、30.3%に達した。 |
外資利用
の状況 |
年間において「三資企業」2310社が新規認可され、外国直接投資の契約ベース額は50億2000万ドルに達し、実際に払い込まれた投資額は22億1000万ドルとなり、投資額は前年比それぞれ99.9%、37.1%増えた。 |
支柱産業 |
紡績業、アパレル業、皮革製造業、機械製造業、電子・通信設備製造業、石油化学工業、医薬業などがある。 |