国内総生産(GDP) |
2001年のGDPははじめて2000億元の大台を突破し、2060億元に達し、2000年より6.5%の増。 |
1人当たりのGDP |
1998年末は4355元であった。 |
GDP中
の比率 |
1998年末までのところ、第一次産業は22.7%、第二次産業は46.2%、第三次産業は31.1%であった。 |
貧困人口 |
雲南省の貧困人口は1005万人に達した。そのうち、衣食問題がまだ解決されていないものは405万人おり、衣食問題が不安定な状況にあるものが600万人口となっている。 |
貧困脱
却計画 |
「五大プロジェクト」を実施し、貧困地区のインフラを改善する。1つは土壌改良プロジェクトである。傾斜地の畑を段段畑にし、新しい耕地を開拓することを主な内容とする耕地整備を展開し、水、土、肥料の流出を防ぐ田畑を造成し、1人当たり1ムーの安定収量耕地を持ち、1ムー当たりの収量が300㌔を超え、基本的生活用食糧の問題を解決する。2つは治水プロジェクトである。山間地帯の小さな池、小さな谷、小さな貯水池、小さな井戸、小さな水たまりおよび必要とする中小型の水利施設、飲用水施設の建設を通じて、400万人余りの人口、300万頭余りの役畜の飲み水の困難を解決し、1人当たり半ムーぐらいの水田または灌漑地が持てるようにする。3つは電気プロジェクトである。中小発電所の建設と電力網の建設を強化し、現在まだ電気のない1866の行政村の80%に給電するようにする。4つは道路建設プロジェクトである。貧困地区の自動車道路建設への投資の度合いを強め、現在まだ自動車道路のない8の郷・鎮の2132の行政村の80%に簡易道路が通じるようにする。5つはグリーン・プロジェクトである。2000年に造林に適した荒れ山を消滅する計画に基づいて造林、緑化をよりよく行い、用材林、経済林およびたきぎを採取するための雑木林を大いに発展させ、たきぎの節約、かまどの改造をよりよく行い、電気、石炭でたきぎにとって代わるようにし、メタンガスを発展させ、水・土壌流出の防止をよりよく行い、生態環境を改善しなければならない。 |
財政収入 |
2000年において同省は内需を拡大し、企業改革、産業構造、製品構造調整を速め、著しい効果がみられている。農業と農村の経済情勢はよく、工業生産が急速に伸びた。同省の国内総生産は前年比7.1%増の1955億2800万元に達し、そのうち、第一次産業の生産額が前年比5.7%増の436億2000万元、第二次産業の生産額が前年比5.4%増の840億2100万元、第三次産業の生産額が前年比9.9%増の678億8700万元となっている。食糧総生産量は1999年より4.9%伸び、植物油原料の総生産量は28.3%伸び、農業生産額は5.7%伸び、農民の一人当たり純収入は4%伸びた。同省の年間経済成長目標は順調に達成された。雲南省の2001年における国内総生産の所期の目標は約7%となっている。 |
対外貿易
の状況 |
2000年に同省の対外貿易の輸出入貿易総額は同期比9.3%増の18億1300万ドルに達し、そのうち、輸出総額は同期比13.6%増の11億7500万ドル、対外貿易の輸出総額は同期比2.1%増の6億3800万ドルとなっている。実際に利用した外資金額は同期比7.6%減の2億2000万ドルとなっている。 |
外資の
利用状況 |
1998年の雲南における外商直接投資は1億4600万㌦で、外資企業は1575社である。
支柱産業 タバコ製造業、生物関係業種、鉱産関係業、観光業。 |