国内総生産(GDP) |
2001年は5033億元 |
国内総生
産の年間
成長率 |
プラス9%の伸び |
貧困人口と貧困扶助プロジェクト |
農村の貧困人口は147万人で、都市部人口の中での最低生活保障ライン以下のものは120万人である。
2001年には省全体で11億7000万元の資金を調達し、延べ400万人の特別貧困人口を扶助した。2002年において、省全体では200の村を開発貧困扶助対象に認定し、全体としての貧困脱却を助けた。年内には50万の貧困人口の貧困脱却を援助し、3000戸の貧困移民救助を実現する。省全体で保障を与えなければならない都市部貧困人口は110万人余りで、2001年には省全体において93万3000人に対し保障を提供した。 |
財政収入 |
2001年における地方財政の一般予算収入は370億7000万元で、不変基準による計算で12.8%伸びた。 |
工業増加額と成長率 |
2001年における一定の規模以上の工業生産総額は10.8%増の4417億元に達した。 |
対外貿易 |
税関統計によると、年間の輸出入総額は123億9000万ドルで、そのうち、輸出総額は80億5000万ドル、輸入総額は43億4000万ドルである。年間における対外輸出国と地域はすでに159に拡大され、主な貿易パートナー・ベスト5に入っているのは日本、アメリカ、韓国、オランダ、香港の順となっている。 |
外資利用 |
2000年末現在の省全体の外資利用契約ベース額は合計479億5000万ドルに達し、新規認可した外資企業は2万1789社、実際外資利用額は248億1900万ドルであり、そのうち、2000年において省全体の外資利用契約ベース額は53億ドルに達し、新規認可した外資企業は1867社、実際外資利用額は31億5000万ドルとなった。 |
支柱産業 |
石油化工、冶金、電子情報、機械は遼寧省の四大支柱産業である。
石油化学工業は、加工能力が2800万トンで、主な製品はガソリン、石油、ディーゼル・オイル、溶剤油、パラフィンおよび精細加工・精密加工のシリーズ製品などがある。
省全体には冶金工業企業が1100社余りあり、製品はさまざまな型状、板状、帯状、管状材料およびその他の専用鋼材と金属製品など種類は非常に多い。
電子情報工業が特に発達している。基本的にカラー・ブラウン管およびカラーテレビ、ビデオ、通信設備、コンピューター設備およびソフト、電力・電子設備、IC(集積回路)など6大銘柄製品の市場競争の優位が形成されており、関連産業の発展を促している。
機械工業は1000余社の企業があり、138品目、2万種近くの製品を生産することができる。遼寧省は大型鉱山設備、石油化学工業機械、起重搬送設備、送電・変電設備、金属切削工作機械、遠洋航海船舶、ディーゼル機関車などを一揃いで提供、生産することができる。 |
農業 |
遼寧省は農業生産のひじょうに発達した省であり、農業生産力の発展水準は中国でトップにランクされている。1999年の食糧総生産量は1648万8000トンに達し、史上4番目の豊作の年であった。年間を通じて545億元の農業増加額を達成し、前年より6.7%伸びた。遼寧省は農業の産業構造の調整と最適化を堅持し、果樹、水産物、牧畜業、野菜栽培を重点とする高収穫、高品質、高効率の農業の発展に力を入れ、農業の内部構造に根本的変化を見るに至った。換金農業の面積は1000万ムー(約66.6万ヘクタール)で、栽培面積の20%を占めている。肉、タマゴ、乳類の生産高は422万トン、水産物の生産高は351万トンで、いずれも増加した。大連市の黄海大通り、瀋陽市のオランダ村など多くの近代的農業プロジェクトが規模化されている。第5回中国花博で遼寧省の総得点は2位であった。省全域における商品穀物生産基地である県はすでに46、ブタの飼育基地である県は30、コウギュウ飼育基地である県は24に達し、野菜栽培地面積は11万ヘクタールに達した。 |
商業 |
2001年に、省全体で新規増加したチェーンストア型スーパーマーケットは1000社となっている。大商グループの売上高は75億元で、全国で前列にランクされている。大連商品取引所の先物取引額は2万億元に達し、全国の三分の二を占めている。 |